こんにちは!あーきてくとな大学生です。
今回は建築模型での素材表現として、フローリングの作り方を紹介していきます。今回使う材料は100均で購入することができるものなので、実際にDAISOで売られている材料を使いながら説明していきます。
それではさっそく作っていきましょう!
今回使う材料
今回は下のような材料を使って作っていきます。
- 土台(スチレンボード)
- リメイクシート(木目)
- アクリル絵の具
- グロスバーニッシュ(艶出しをする場合)
今回使うDAISOでの実際の商品名も少し紹介しておきます。
リメイクシートは「リメイクシート 木目柄 ブラウン」を使っています。木目のリメイクシートにはもう一つライトブラウンもあるので、実際の建物に合う色を選びましょう。
また、リメイクシートの上に濃い色を塗るので、気持ち薄めくらいにしておくのがおすすめです。
ちなみにスチレンボードもDAISOで購入することができます。こちらはカラーボードという名前で色は何種類かありますが、厚さや大きさの種類は一つだけになります。
艶出しは「グロスバーニッシュ」という名前で、フタにクリアと書いているにが艶出しです。マットバーニッシュの方は艶消しになるので注意しましょう。
作り方
リメイクシートを細く切る
まずはフローリングの大きさに合わせてリメイクシートを細く切っていきます。この一枚一枚がフローリングの木の板一枚一枚に対応していくことになるので、必要な枚数を同じ大きさにカットしていきましょう。
切った状態でこのような感じになります。
スチレンボードに接着
リメイクシートが切れたら土台のスチレンボードに貼っていきます。実際のフローリングの貼り方も参考にしながら貼っていきます。
DAISOのリメイクシートの場合はシールになっているので裏のシートを剥がして貼るだけで接着が完了します。
貼る時のポイントは板と板の間に少しずつ隙間を開けていくということです。この隙間にあとで塗るアクリル絵の具が入り込むようになります。隙間の間隔はだいたい0.3〜0.5ミリくらいが目安です。
ここまでの状態で写真のような感じになっていると思います。写真では隙間が見えやすいように大きめにあけていますが、実際はもう少し狭くても大丈夫です。
色をつける
それではアクリル絵の具を塗っていきます。この色がフローリングの隙間や木目の溝の色になっていきます。
アクリル絵の具の茶色に黒を混ぜた色かこげ茶色のような黒っぽい茶色を用意します。これを水を混ぜないでそのまま筆で先ほどのフローリング全体に塗っていきます。
特に板と板の隙間に色が入っていくようにすり込みながら塗っていきましょう。隙間はヘラなどを使って絵の具を入れていくぐらいしっかりと入れても大丈夫です。
この後の工程で乾いているとうまくいかないのでなるべくテンポ良く塗っていきます。
拭き取る
色がぬれたら30秒から1分ほど置いて、ティッシュペーパーなどで絵の具を拭き取っていきます。イメージとしてはリメイクシートの部分を磨いていくような感じです。
隙間にすり込んだ絵の具はなるべく落ちないようにリメイクシート部分の表面を木目が見えるようになるまでしっかりと拭き取っていきます。
この時にリメイクシートの木目の溝にも絵の具が入り込んでいて、より木目がリアルになっているので、溝の部分は絵の具がを残すようにするとよいでしょう。
ここまでできたら一旦フローリングの完成です。
必要に応じて艶出し
実際の建物のフローリングに艶がある場合は艶出しもしていきましょう。
艶出しの作業は簡単です。最初に紹介したグロスバーニッシュを筆で塗っていくだけで艶が出てきます。
薄めに塗るだけでもしっかりと艶がつきますが、建物の建てられてからの年数や使い込みの具合によって塗る量を変えられるとよりリアルになります。
まとめ
ということで今回は100均で買える材料で建築模型のフローリングを作る方法を紹介しました。
今後も建築模型の作り方シリーズとして様々な表現方法やコツを紹介していこうと思うのでそちらもぜひ参考にしてみてください!
では、またの記事で会いましょう!