【建築学科のためのiPad】iPad選びはパソコンとの役割分担がポイント!予算や用途ごとに具体的に解説

こんにちは!あーきてくとな大学生です。

今回は建築学科のためのiPad選びということで、私自身が建築学科でiPadを使っていく中で感じるポイントも踏まえながら解説していきます。

建築学科に入るタイミングや買い替えるタイミングなどで、どのiPadを買えばよいのか悩む方も多いと思うので、予算などの条件に合わせた選び方とパソコンとの役割分担についてをわかりやすく紹介します。

今回は条件ごとの役割分担に重点を置いて、それぞれのおすすめのモデルを挙げていくので、条件ごとの細かい選び方は追って記事にしていこうと思います。

建築学科のiPadを考えるならパソコンとの関係を考えるのが大切

まずは簡単にパソコンとiPadとの関係についての話をしておきます。

建築学科の学生は今の時代にはパソコンで図面を引いたり3Dでモデリングをしたりと、パソコンを使った作業を多くしています。簡単にいうと、専門性の高い作業をパソコンが受け持っているのです。

では、どこまでの作業がiPadに求められ、どこからはパソコンに任せるのでしょうか。

この部分を考えておかなければ、どのくらいのスペックのiPadを購入すればよいのかが見えてこないのです。つまり、iPadの購入を検討するにはパソコンとiPadの線引きをある程度はっきりさせておく必要があります。

この線引きはなかなか簡単なものではないので、今回は予算などの条件に応じて線引きの型を用意したので、それを参考にしながら考えてもらえればと思います。

それではさっそく具体的な解説に入っていきましょう。

今回考えるパターン

今回はiPad選びでよく条件になる以下の条件を持っている3パターンをメインでそれぞれ解説していきます。

  • 予算に余裕がある方
  • なるべく安くしたい方
  • 持ち運びにメインを置きたい方

それぞれのiPadとパソコンとの役割分担とおすすめモデル

今回分類するのは以下の作業になります。

  • ノート
  • レポート
  • 資料の表示
  • アイディアスケッチ
  • 簡単に図面を引く
  • 本格的な製図
  • オンライン授業
  • 屋外での作業
  • マルチタスク

予算に余裕がある方

まずは予算に余裕がある方です。おすすめはiPadProシリーズで、具体的には13インチのM4モデルまたは12.9インチのM1モデルです。

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この場合の役割分担は以下の表のようになります。

  • ノート→iPad
  • レポート→iPad
  • 資料の表示→iPad、パソコン
  • アイディアスケッチ→iPad
  • 簡単に図面を引く→iPad、パソコン
  • 本格的な製図→パソコン
  • オンライン授業→パソコン、(iPad)
  • 屋外での作業→(iPad)
  • マルチタスク→iPad、パソコン

いくつかの点を補足的に解説します。

まず、予算があって高価なiPadを購入したとしてもあくまでもiPadであることは忘れないようにしましょう。つまり、OSのレベルでの限界は存在するということです。具体的には、製図やオンライン授業などの部分です。

製図に関しては簡単な製図をすることは大きな画面で快適にできます。しかし、3Dのような本格的な製図や細かい作業などでは、iPadのアプリではそもそも対応していないことがあります。オンライン授業でも、パソコン版のブラウザでしか動かないということもよくあります。

これらはiPadである以上避けられないことなので、パソコンに割り振ることになります。

iPadProシリーズでは、純正のキーボードの完成度が非常に高いことや、大画面でA4に近い大きさで資料が表示できることなどがメリットになります。

一方、屋外の作業では人にもよるかもしれないですが、高価なものなので少しタフには使いにくいかもしれません。また、13インチクラスになるとA4くらいの大きさになるので、屋外で出し入れするには少し大きすぎるという点もあります。

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なるべく安くすませたい方

なるべく安く抑えるのなら、第十世代のiPadがおすすめです。わたしが使っているのもこの第十世代のiPad無印になります。

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役割分担は以下のようになります。

  • ノート→iPad
  • レポート→パソコン、iPad
  • 資料の表示→iPad、パソコン
  • アイディアスケッチ→(iPad)
  • 簡単に図面を引く→iPad、パソコン
  • 本格的な製図→パソコン
  • オンライン授業→パソコン、(iPad)
  • 屋外での作業→iPad
  • マルチタスク→パソコン

それでは役割分担のポイントをいくつか紹介します。

以前にiPad第十世代のメリットデメリットを解説した記事を挙げていて、その中でも書いているのですが、第十世代iPad対応のApplePencilUSB-Cモデルは筆圧検知に対応していません。

USB-Cモデルのほうが第一世代のApplePencilよりも安いのですが、筆圧検知に対応していないので、アイディアスケッチのようなシーンでは少し不自由することになります。

スケッチもiPadでできると便利なのでなるべく快適に描きたい方は第一世代のApplePencilのほうを選びましょう。

無印iPadのデメリットは、表にも出ているようにマルチタスクに弱いという点です。これは本体の価格的にもパソコンほどの生産性を求めるのはあまり合っていないので、パソコンのほうに割り切るべきでしょう。

また、対応しているキーボードケースも本格的なものは少ないので、レポート等のキーボード作業はパソコンでやるのがよいでしょう。

逆に、価格が安いことで屋外での使用にもそこまでハードルが高くないのはメリットです。第十世代はB5くらいの大きさなので、比較的取り出しやすいサイズにもなっています。

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持ち運びメインにしたい方

持ち運びメインなら圧倒的にiPad miniがおすすめです。片手で持てる大きさで電車の中などでも使いやすい大きさです。

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  • ノート→パソコン
  • レポート→パソコン
  • 資料の表示→パソコン
  • アイディアスケッチ→iPad
  • 簡単に図面を引く→パソコン、(iPad)
  • 本格的な製図→パソコン
  • オンライン授業→パソコン
  • 屋外での作業→iPad
  • マルチタスク→パソコン

携帯性を重視するようになると授業や建築系の作業でiPadのできることの幅はかなり狭くなってきます。

資料の表示やノートになると建築の細かい資料などを表示する必要もあるので、パソコンに任せることになるでしょう。ですが、パソコンがあればこれらの作業も十分できてしまうので、不足を感じることはあまりないかと思います。

小さいことによるメリットはかなり大きく、電車の中や屋外で読書したり、ふと思い出したときにノートを見返したりといったことにはとても向いていることになります。

また、iPad miniはApplePencilの第二世代に対応しているので、筆圧検知やダブルタップによるペンと消しゴムの切り替えなどにも対応しています。

画面は少し小さいですが、A5のノートでアイディアスケッチをされている建築家の方もかなり多いことを考えると十分実用的ともいえるでしょう。

本格的な作業には向いていないものの、姿勢や場所にとらわれずに作業ができるので、アイディアも浮かびやすいということもあるかもしれません。

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まとめ

ということで、今回はパソコンとiPadの役割分担についてに重点を置きながら建築学科のためのiPad選びを考えてきました。

それぞれのパターンでの詳しい選び方や注意点などについても別の記事で解説していく予定なので、そちらも参考にしていただけると嬉しいです。

では、またの記事で会いましょう!

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