こんにちは!あーきてくとな大学生です。
今回は製図用品の中でも最もよく使うシャープペンシルの選び方を解説します。私自身が気に入って使っているものも含めて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
また、以前の記事で製図道具全般に関するものも挙げているので、もしよければ読んでいってください。
【建築学科入門】建築学生がはじめにそろえるべき製図道具とはそれでは本題に入っていきましょう。
そもそも製図用のシャーペンって必要なの?
まずは割とよくある疑問で、そもそも製図ようにシャーペンを買う必要があるのか、普段使っているものではだめなのかという疑問についてお答えします。
結論から言うと、製図ようのシャーペンは絶対にあった方が良いです。また、普段使っているもので製図も兼ねるのはおすすめしません。
ですが、製図用にシャーペンを買って、それで普段使いも兼ねるというのはアリだと思います。つまり、どこまで兼ねるかは置いておいて、製図用に作られてシャーペンを用意しておくべきだということです。
製図用シャーペンの特徴
それでは、製図用のシャープペンシルの特徴を解説していきます。
製図ようのシャーペンは一般的に先端が細くなっているものが多いです。これは正確性が求められる製図の場面で、より芯の先が見えやすく、定規で狙った通りの位置にかけるようにするためです。
少しわかりにくいかもしれないですが、一般的なシャーペンよりも先端が細く、そのことによって定規にしっかりと合わせて線が引けることがわかると思います。
また、製図用といっても、シャープペンシルであることに変わりはないので、製図用を普段使いに持っていくという場合には特に不便はないでしょう。
製図用シャーペン選びのポイント
先端が細いものを選ぶ
それでは選び方のポイントに入っていきます。
まずは、先端の細さについてです。先ほども述べたように製図用のシャーペンはより正確に線を引けるように先が細くなっています。
そのため、シャーペンを選ぶときには先が太くなっているものは避けて、先端が細いものを選びましょう。
芯が回転するものは避ける
建築で製図をしていくときには、線の太さを一定に保つためにシャーペン本体を回転しながら線を引いていくことが多いです。
シャーペンの芯が回転するような仕組みになっていると本体を回したときに意図せず中身も回ってしまい、線の太さが変わってしまったり、回ったタイミングで線に節のようなものがついてしまったりということにつながります。
そのため、クルトがエンジンのようなシャーペン本体に芯が回転する機能が付いているものは避けましょう。
0.3と0.5の二種類は揃える
建築の製図では、断面線や家具の線など、線の違いをはっきりと出すために線の太さを使い分けるのが大切です。はっきりと濃い線で太さを書き分けるにはシャーペン自体の太さに朱流があった方が良いです。
0.5と0.3の二種類は必ず持っているという人が多く、人によっては0.9のようなものを持っている人もいます。また、鉛筆のような芯が使える芯ホルダーというものも存在します。
はじめのうちであれば、0.3と0.5の二種類があればもっと太くしたい時は鉛筆などの手段もあるので十分だと思います。
おすすめのシャーペン
ステッドラー 製図用シャーペン 925 15
このシャーペンは製図用にたくさんの商品を出しているステッドラーのシャーペンで、私が現在愛用しているものでもあるます。
ステッドラーには1500円くらいする価格が高めの製図用シャーペンもあるのですが、こちらは550円ほどで購入することができます。
本体の作りなどからも特に不満はなく、非常に使いやすいシャーペンだと思います。本体の重量が少し重めで、薄い線を描くときも本体の重量だけで十分描けるように感じています。
私は写真のように二種類使っていて、黒が0.5、青が0.3にしています。色の違いで区別がつくので、二種類別々の色にしてみるのがおすすめです。
ぺんてる PG-METAL350
続いては、ぺんてるのシャーペンです。
こちらは先ほどのステッドラーよりも安く、400円ほどで購入することができます。価格は安いですが、カラーバリエーションも豊富で、自分の好みにあったものを見つけやすくなっています。また、カラーが豊富だと、普段使いでも使いやすいので良い点ですね。
本体の設計にもこだわりが多く、ホームページ等にも書いてある通り、製図をしていく上で使いやすいデザインになっています。
ぺんてるにも高級なモデルはいくつも存在しているので、もっと高級感のあるものがほしいと思ったら、ホームページやお店で実際に見てみると良いでしょう。
芯について
最後に少し芯についても簡単に解説します。
製図の際には濃くはっきりと描くことが大切なので、芯もなるべくはっきり描けるものを選ぶと良いです。
ですが、私のように筆圧が強い方はあまり柔らかい芯を使うと線を引いたときに粉が多く出て、それが擦れて図面が汚れてしまうことにつながります。
個人的なおすすめでは、0.5のシャーペンには2BかB、0.3にはBかHBあたりがおすすめです。
まとめ
ということで、今回は製図用のシャープペンシルの選び方を解説してきました。
製図をしていく上で最もよく使う道具なので、なるべく自分に合った使いやすいものを選ぶのが大切です。色々使っていく中でわかってくるものもあるので、はじめはあまり背伸びせずに安いものから始めるのも十分良い選択だと思います。
情報を集めながら、実物も見ながら検討していくのがベストでしょう。
では、またの記事で会いましょう!