こんにちは!あーきてくとな大学生です。
今回は、以前の模型を作る上で揃えるべき道具類の記事に続いて、建築模型を作る上で揃えるべき材料を解説していきます。
初めて建築模型を作る方は特に、どのくらいの材料を揃えればいいのか、どこに買いに行けば良いのかは難しいところかと思います。
今回はおすすめの購入先も含めて解説するのでぜひ参考にしてみてください。
では、早速本題にっ入っていきましょう。
ボード系
まずは、壁や枠など、様々な部分に使うボード系の材料です。
スチレンボード
スチレンボードとは少し柔らかいスチレンの板に両面紙を貼ったボードのことです。
カッターで簡単に切れて、加工が簡単なのが特徴です。そのため、建築模型で住宅や建物を作っていく場合はほとんどの場合で使用するといっても良いくらいたくさん登場します。
表面に紙が貼ってあるので、テクスチャのシートを貼ったり、塗装したりするのにも使いやすいです。
スチレンボードは今後も模型を作っていくのであればたくさん使っていくことになるので、まとめて買っておくのでも良いでしょう。
おすすめの購入先はオンラインになります。
スチレンボード自体は百均やホームセンターでも購入できます。しかし、建築模型に使う場合は実際の建物を忠実に表すために様々な厚みのものを使うので、特に百均の品揃えでは不十分になります。
また、ホームセンターでの購入では、大きいボードを購入して自宅に持ち帰るというハードルがあるので、オンラインの方が便利に購入できます。
プラ板
プラ板は窓のような透明な部分を作るのに使います。
ガラス張りの建物の模型を作るような場合を除いて、大量に使うわけではないので、ある程度の量を買っておくので大丈夫です。
基本的に普通のプラバンで大丈夫なので、ネットでまとめて買っておくか、百均などで購入するのがよいと思います。
土台系
スタイロフォーム
スタイロフォームとは写真のように青い発泡スチロールのような見た目をしたもので、建築模型では大まかなボリュームの模型や土台を作るのに使います。
この材料は普通の発泡スチロールと比べて綺麗にカットすることができます。
もちろん普通の発泡スチロールも切り方によっては綺麗に切れますが、スタイロフォームの場合はカッターで切っても粉が出にくく、すっと刃が入ります。
スタイロフォームはホームセンターで購入することができます。
ホームセンターに行くととても大きなものから比較的小さいものまで様々な種類のスタイロフォームが売られています。実際の大きさを確かめながら模型に合ったものを選ぶことができます、
一方で、オンラインで注文することもできます。
この場合、スチレンボードと同じように家まで持って帰る手間が省けるので、大きめの模型を作る場合はオンラインがおすすめです。
ダンボール
土台を作る時にあると便利なのが段ボールです。
土台はスタイロフォームで作れるのですが、ダンボールで作ることによってコストを抑えることができます。
使う段ボールは特に特別なものではないので、一般的な段ボールで折り目や傷の少ないものを使いましょう。
テクスチャ系
白模型やボーリューム検討用の模型などを作るのであれば、ここまでで紹介したスチレンボードとスタイロフォームがあれば最低限の材料は揃っています。
一方、よりリアルな模型を作る場合は材質を表現するための材料が必要です。
テクスチャの表現方法には様々なものがありますが、今回はよく使うもので簡単に出来る材料を紹介します。
テクスチャシート
テクスチャシートは木目などの素材感がシートに印刷されていて貼るだけで本物のように見えるというシートです。
リメイクシートのような名前でリフォームコーナーに売られていたり、模型材料のお店に置いてあったりします。
テクスチャシートの購入は基本的に実際にお店に行って購入するのがおすすめです。なぜかというと、実物を見てみないと素材感や色が正確にわからないからです。
思っていた色と少し違っていたり、素材の模様のサイズ感が違っていたりすると、模型の全体的な印象にも関わってくるので自分のイメージに合っているものを選ぶ必要があります。
一番種類が豊富で選びやすいのは模型専門店です。
そのため、テクスチャシートを購入する場合は模型店でまとめて買うのが効率的と言えます。
また、数は限られていますが、百均でもテクスチャ表現に使えるリメイクシートなどが売られています。
模型店のみでの購入よりも出費を抑えたい方はまず百均に売っていないかを確認して、、それから模型店にいくのが良いでしょう。
バルサ材
木造の建物の野系を作る時などには模型も木で作っていくのがテクスチャ表現の面からは効率的です。
バルサ材は加工性にも優れていて、よく模型にも使われることもあり購入もしやすいです。
ホームセンターにいくともっといろんな種類の木材が売られているので、その中からより実物に近いものを選ぶのも一つの手です。
しかし、バルサ材にニスや塗料を塗ればより本物に近い模型に仕上げられるので、加工のしやすさや購入のしやすさ、商品の種類の豊富さなどからバルサ材を選んでおくのが良いでしょう。
購入方法に関しては、太さや大きさの感覚を見たい場合はホームセンター、寸法などからイメージが湧くのであればオンラインが良いでしょう。
木で模型全体を作る場合はかなりの量が必要になるので、オンラインでまとめて買ってしまうのが便利です。
植栽系
植栽はリアルな模型を作るときには必須ですが、白模型などの場合でもあるのとないのとでイメージのしやすさが格段に変わります。
いつでも使えるよに木や植え込みの材料くらいは揃えておくのが良いでしょう。
スポンジ
植栽を作る際にはスポンジがあると便利です。
スポンジを緑色に塗装して、細かく切って配置するとそれだけで植物の感じが伝わります。木を自作するような場合でも使えます。
ちなみに木を自作するのであれば綿も用意しておくと葉っぱの密度が再現しやすいです。
用意するのは普通のスポンジで大丈夫なので、ある程度の両色を塗ってストックしておくと良いでしょう。
市販の植栽
結局一番手軽で便利なのは市販の植栽ですね。
模型の専門店に行くと様々な種類の植栽が売られているので、縮尺に気をつけながら必要なものを選んでいきましょう。
また、庭などまで作り込む場合は木だけでなく石やタイルなども必要になると思うので、忘れずに用意しておきましょう。
特にまだ具体的に決まっていなければ、木を何本か揃えておくので十分だと思います。
パウダー
植栽の芝生や土の表現として、緑や茶色のパウダーを用意しておくと役に立ちます。
ボンドを地面になっる部分に塗り広げて、上から粉をかけるだけで地面や芝生の表現ができます。
模型専用のパウダーは模型店に売ってあるので、実際の色の雰囲気を見ながら選ぶのがよいでしょう。
まとめ
ということで、今回は建築模型を作るときに揃えておくべき材料とその購入方法についてまとめてきました。
途中でも少し述べたように、リアルな模型を作るのか、白模型を作るのかによって必要なものも変わってくるので、必要に応じて材料を揃えていきましょう。
また、はじめに全て揃える必要はないので、必要に応じて買い足していくのでもよいと思います。
スムーズな模型制作ができることを祈っています。
では、またの記事で会いましょう!