こんにちは!あーきてくとな大学生です。
今回は建築模型制作に必要なものをAmazonや楽天などのネットでまとめて揃えてしまおうというという企画で、建築模型制作に必要な道具類を紹介していきます。
建築模型を作るときには、一般的によく使われるようなカッターや接着剤以外にもより特殊な道具、接着剤などが必要になってきます。初めて建築模型を作る方などはぜひ参考にしてみてください。
また、建築模型制作に必要な材料についても、まとめてネットで買ってしまおうシリーズを挙げているので、そちらも参考にしてみてください。
それではいきましょう!
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カットに必要な道具類
カッター
まずはカットに必要な道具の一つとして、カッターが挙げられます。
建築模型制作では、正確にかつ綺麗な断面でカットする必要があります。そのため、切れ味の良いカッターが必要になります。
また、細かい作業用と、土台を荒削りする用の2種類のサイズを持っておくのがおすすめです。
基本的には切れ味がよくて、適切な大きさのカッターであれば問題ないのですが、個人的なおすすめとして、黒刃をおすすめしています。
黒刃は、名前の通り黒い色のカッターの刃で、一般的なものよりも鋭角に作られています。つまり、切れ味が良く、切断面もきれいな仕上がりになるのです。
デメリットとしては普通の刃よりも耐久性が劣るという点があります。
しかし、建築模型を作っていく上ではだんだんと刃を長く使うことよりも切れ味を重視したくなってくるので、初めから黒刃を使っておくのが良いでしょう。
カッターの替刃
先ほども触れたように、建築模型を作るときにはカッターの切れ味が重要になってきます。また、スチレンボードやスタイロフォームをカットしているとどうしてもカッターの刃先が欠けてきてしまいます。
そのため、模型を作っている間に頻繁に刃を折って切れ味を保っています。
人にもよるかと思いますが、私の場合だと1時間で1回は折るようなペースで使っています。多い人だと30分に1回折る人も見かけます。
模型制作中にカッターの歯がなくなってしまわないように、はじめに替刃も用意しておきましょう。
こちらも先ほどとどうよに切れ味重視の黒刃がおすすめです。
カッター対応の定規
カットする道具類に含まれるかは微妙ですが、関連の道具として、カッター対応の定規を用意しておきましょう。
これは、一般的なプラスチックの定規の背に金属部分をつけることで、カッターのガイドとして使っても定規本体が切れないようにしたものです。
普通の定規を使ってしまうと定規にはが入ってしまい、切断がスムーズに行かなくなるので、専用のものを用意しておくべきです。
また、金属製の定規を使って同じようなこともできるのですが、プラスチックの透明部分があった方がマス目を使って材料を垂直に揃えられるので、プラスチックのものがおすすめです。
接着剤
スチレンのり
スチレンのりは、建築模型製作では大活躍の接着剤です。
この接着剤は、スチレンボードを接着するために使います。
一般的な木工用ボンドでは、乾燥に時間がかかり、また、乾いてもうまくスチレンボードを接着できません。また、瞬間接着剤のようなものを使うと、スチレンが溶けてしまいます。
スチレンのりはスチレンボード専用に作られているので、しっかりと固定でき、乾燥も比較的早いです。
スチレンボードは建築模型製作では一番多く登場する材料なので、スチレンのりは必須アイテムなのです。
おすすめのものとしては、小回りのきくコンパクトなものがよいでしょう。詰め替えもできる場合が多いので、なくなりそうになったら早めに詰め替えように大きいものを買っておくのが良いと思います。
スプレーのり
スプレーのりには仮止め用やしっかり接着する用など、いくつかの種類があります。
建築模型を作る上では、55番と呼ばれる仮止め用のもの、77番と呼ばれるしっかり接着させる用のものがよく使われます。
しっかり接着させる用のものは大体使い方が想像できると思うのですが、テクスチャシートのようなシート状のものをスチレンボードなどに接着するときに使います。普通の接着剤を使うよりもまとめて広範囲にぬれるので効率的に接着できます。
仮止め用については、主に図面をスチレンボードに貼るのに使います。
模型を作るときには、図面の寸法に合わせて材料をカットしていくのですが、一つ一つ部材の寸法を書き写していると時間がかかってしまいます。
そのため、スチレンボードに図面のコピーを仮止めして、図面ごとカットしていきます。こうすることで、効率よく制作を進められるのです。
このように、スプレーのりは模型制作を効率よく行うためのアイテムなのです。
瞬間接着剤
瞬間接着剤も持っておくと良いでしょう。
模型を作るときに、接着剤が乾くまでの時間はどうしてももったいなく感じてしまいます。
すぐに乾いてしっかり接着できる瞬間接着剤があれば、乾燥の時間を短くしてすぐに次の作業に移れるのでおすすめです。
しかし、スチレンボードの接着などに使ってしまうと、材料が溶けてしまうことがあるので、使う際には注意が必要です。
木工用ボンド(速乾性)
普通の接着剤としてはやはり木工用ボンドが定番で、多くのものに使えるのでとても便利です。
木工用ボンドには普通のものと速乾性のものがあるので、買うなら乾燥の早い速乾性がおすすめです。
木工用ボンドはけっこう万能で、接着以外にも水の表現などに使われます。ボンドを水に溶かして、青く色を塗った板に広げて乾燥させるだけで、割とリアルな水の雰囲気が表現できます。
また、水に溶かせば広範囲に塗るのにも便利ですし、もちろん普通の接着用途でも便利な接着剤です。
多くの方が、普通のタイプだったら持ってるかもしれないので、その場合はしばらくは普通の木工用ボンドを使っていても不自由することはないと思います。
買い換える時は速乾性を選びましょう。
まとめ
ということで、今回は建築模型に必要な道具類を紹介してきました。
特に建築模型を始めて作るときは、いろいろなものを揃えないといけないので、お店を探し回るのだけでも一苦労です。ネットでまとめて買ってしまうのが良いでしょう。
とりあえず作り始めると、必要なものが見えてくる場合もあるので、ぜひ積極的に模型制作にチャレンジしてみると良いかもしれません。
では、またの記事で会いましょう!