【建築学科入門】平行定規を買おう!おすすめの買い方や注意点を解説

こんにちは!あーきてくとな大学生です。

今回は建築学科で製図をする上での必須アイテムとなる平行定規の購入方法に焦点を当てて解説していこうと思います。建築士の試験なども見越して長く使えるものを選ぶのが大切なので、その点も踏まえながら解説していきます。

それでは本題に入っていきましょう!

そもそも平行定規とは?

まずは平行定規とは何なのかを簡単に説明します。

平行定規は写真のように水平のための定規が付いた製図版のようなものです。建築の製図では水平や垂直を正確にかく必要があるので、このような道具を使って図面を引いていきます。

https://www.staedtler.jp/products/ruler/pararel.html

平行定規の上位互換的なイメージのもので、下の写真のように机くらいあるA1サイズのドラフターというものもあります。これは普通の平行定規よりも多機能で垂直の定規や勾配定規も付いていることがあります。

https://www.mutoh.co.jp/drafter/drafter/laj-1000.html

大学には自立するA1サイズの平行定規が置いてあることが多いかと思います。大学のものはドラフターほど立派なものではなく、おそらく垂直の定規はついていないものだと思います。

個人で買うものはA2サイズが一般的です。

平行定規の購入は必要なの?

おそらくほとんどの大学で製図室が用意されていて、大学の平行定規が使えると思います。はじめのうちは大学のものを使っているので全然問題はないと思います。

しかし、多くの人が受けていくことになる建築士の試験では自分の製図版をもっていく必要があります。また、製図の課題を土日などの時間がある時に家でやろうと思っても平行定規がないと製図をやるのは困難です。

このようなことを考えるとタイミングは人それぞれであっても、いづれは買う必要が出てくるものだということがわかるかと思います。

平行定規の購入方法

もし一度平行定規の購入のために下調べをしている方がいればわかると思うのですが、平行定規はかなり高価なものになります。新品の購入だと4万円を超えてくるものもあります。

なるべく安く信頼できるところで購入することが重要だと思うので、購入方法について幾つか解説していこうと思います。

大学の生協

比較的安く新品で購入できて、かつ信頼できるのは大学の生協での購入です。

大学の生協にもよりますが、私の大学では普通の価格よりも1万円近く安く販売されていたように記憶しています。新品の購入ならだいぶお得になると思います。

また、価格の面だけでなく、生協では対面販売なので保証や対応がしっかりとしているのも魅力です。

平行定規は精密な物なので初期不良などがあると大変です。ですが、生協での購入ならそのような不良品の対応だけでなく、購入後の保証もしっかりとしてくれるのです。安心して購入できるのは生協の大きなポイントの一つですね。

中古の購入

中古での購入は価格をかなり抑えることができます。しかし、中には不良品なども混ざっている可能性があるのでしっかりと注意点を押さえて購入することが必要です。

中古での購入での注意点を簡単に紹介します。

まず、購入するときは動作確認が取れているものを選びましょう。フリマサイトなどでは購入後に初期不良や破損などが見つかっても保証期限が切れていることも多く、修理にお金がかかってしまうことがあります。

ほんとうに平行が正確になっているか、調整のネジは機能しているかなどを必ず確認するようにしましょう。

次に、傷や汚れがひどくないかを確認しましょう。

製図版が汚れていると図面も汚れてしまうのはもちろんですが、図面を臆面に凹凸や傷があると製図していく中で紙が破れるなどのトラブルにつながります。せっかく書いた図面がやり直しになってしまうのでそのようなトラブルを避けるためにも小乳児にしっかりと確認しておきましょう。

また、出品者の情報も大切です。

建築に関わったことがなく、とりあえず販売しているような出品者では使っていく上での不良は見つけられないことがあります。なるべく信頼できて経験の豊富な出品者からの購入がおすすめです。

保証などがなく、自己責任の部分も大きいですが、中古購入はお金の節約もできて魅力的な購入方法でもあります。トラブルのないようにしっかりと注意しながら選びましょう。

購入時の注意

A2サイズが建築士試験で必要

最後に一番重要でもある購入時の注意を解説します。まずは平行定規の大きさについてです。

建築士の試験では使用が認められるのはA2以下の大きさで水平線を引くための平行定規がついたもののみとなっています。つまり、ドラフターのようなものを買っても使えないのです。

大きさはA2サイズ、一般的な平行定規のみがついたものが必要ということです。

書い直すことになると痛いので気をつけておきましょう。

持ち運びのカバン付きがおすすめ

平行定規は大きいので大学に持っていくなどの際に何かに入れていく必要があります。そこで、購入時に専用のカバンがついてくるものをおすすめします。

カバンに製図道具や図面などが入るものもあるのでいろいろ比較してみると便利なものが見つかると思います。

まとめ

ということで、今回は平行定規の購入方法について解説してきました。製図をする上での最も重要な道具の一つなので、しっかりと信頼できるものを購入しましょう。

では、またの記事で会いましょう!

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