【製図のコツ】手書きで綺麗な図面をかくためのポイントを紹介!

こんにちは!あーきてくとな大学生です。

今回は主に建築学生さん向けに綺麗な図面を引くためのポイントを解説していきます。

建築物を正確に伝えるためには図面を引いて表現する必要がありますが、その図面が綺麗でなかったら、あまり印象は良くありません。また、芯の粉で擦れているとひるような情報の数字なども読み取りにくくなってしまいます。

製図をしていく中でいくつかのポイントに気をつけるだけで図面の綺麗さは大きく改善されるので、ぜひ取り入れてみてください。

それではさっそくポイントを解説していきます。

定規類は持ち上げて動かす

まずは図面上のシャーペンの芯などが擦れてしまうことを防ぐポイントです。

図面を引いていると、気がついたら今まで引いてきたところが黒くなってきてしまっていたという失敗はよくあるのです。

この大きな原因は平行定規や三角定規を移動さるときのスレによります。特に、平行定規は広範囲を擦って移動するので、全体的に黒い粉のずれた跡ができてしまいます。

このような跡は消そうと思っても消しゴムでは消えないことがあります。取り返しのつかないことにならないように、平行定規や三角定規は図面から軽く浮かせて移動させるように気をつけましょう。

定期的に粉をはらう

先ほどの定規の話にも関係しますが、擦れる粉をなるべく減らしておくのも重要です。

製図道具をセットで購入していれば、多くは粉を払う用の柔らかいブラシのようなものが入っていると思います。この道具で紙面上に出たシャーペンの粉をこまめに払うようにしましょう。

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持っていなければ手で払いたくなる所ですが、手が汗で湿っていたり、汚れているとかえって図面が黒くなってしまうので、手で払うのは避けたいところです。手よりも息で吹き飛ばす方がまだ安全なように感じます。

私自身も何度か手で払ってかえって汚してしまった経験はあるので、なるべく手で払うのは避けましょう。

フローティングディスクを使う

世界堂オンライン

フローティングディスクとは写真のような小さい円形のシールで三角定規などの裏面に貼り付けます。これを使うことで三角定規と図面の間に少し隙間が生まれて、シャーペンの粉が擦れにくくなるのです。

ちょっとした物で安く買えるのですが、割と効果は大きいので買ってみることをおすすめします。

シャーペンの芯を考える

シャーペンの粉が出にくいようにするために、シャーペンの芯についても検討してみるとよいでしょう。

例えば2Bなどの柔らかい芯を使っていると線を引いている間に芯が削れていって粉が多く出るような印象があります。また、柔らかい芯は筆圧が強いと折れやすく、折れることで汚れがついたり選の太さが変わったりというリスクがあります。

私はかなり筆圧が強めなようで線を描いている間にしょっちゅう芯が折れていました。この時は2Bを使っていたのですが、線を濃くかきたいこともあって少し丈夫そうな雰囲気の2Bを選んで使っています。

芯を変えたことで折れにくくはなったのですが、まだベストな感じではないので、これからも芯は様々なものを試してみようと思っています。

基本的には2BかBあたりがおすすめですが、自分の筆圧や書き方によっていろいろ試してみるのがよいでしょう。

注意点、線は濃く書く

少し芯の話も出たので補足で注意点を書いておきます。

芯の粉が気になるからといって、引く選の濃さを薄くしてしまうというのはやってはいけません。建築の図面では線の太さを使い分けて線は濃くはっきりと書くことが重要だからです。

線が薄いとパッとみた時にも図面の内容が伝わりにくく、読み取りにくい図面になってしまいます。芯の粉による汚れを防いで綺麗に書くことは今までにあげたコツを意識すればできるようになってくるので、線は濃くはっきり書くように気をつけましょう。

まとめ

ということで、今回は主に建築学生さん向けに綺麗に図面を描くためのポイントを紹介してきました。

はじめのうちは誰でも汚れてしまうミスは起こるものなので、ポイントを意識しながら少しずつ綺麗に描けるようになっていきましょう。

では、またの記事で会いましょう!

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