大学に入る前に知っておこう!大学と高校の違い6選

こんにちは!あーきてくとな大学生です。

今回は大学に入る前に知っておきたい大学と高校の違いについて解説していきます。

大学に入っていきなり授業などのスタイルが変わってついていくに精一杯になってしまう人は多くいます。そのため、大学生活に早く慣れることができるようにの基本的な違いは知っておくことが大切です。

それではさっそく違いの解説に入っていきましょう。

授業の人数の違い

まずは授業についての違いです。

高校の時はおもにクラス単位での授業が多かったかと思うのですが、大学では授業によって人数はさまざまになっています。

例えば、一年生の間の必修の科目や教養科目などでは学部全員が同じ授業を受講することも多いです。つまり、一つの授業に100人、150人といった人数が集まることもよくあるのです。一方で、専門的な科目になると受講の人数は減少していきます。

建築学科でいうと、力学の授業は全員がとるので学科全員が受講しますが、例えば建築環境学のより専門的な分野ではその分野を専門にしていく人しか受講しないわけです。このようなところから大学の授業では大人数の授業もあれば少人数の授業もあり受講人数は様々だということはよくわかるかと思います。

授業のやり方もさまざま

続いて、授業のやり方に関しての違いです。

高校の時はカリキュラムなどで先生が教える内容はしっかりと決まっていました。しかし、大学ではそこまで詳細な内容は特に指定されていないことが多く、同じ名前の科目でも先生の専門分野を重点的に扱っているということはよくあります。

学科によっても違いはあって、私の学んでいる建築学科では基礎科目の力学のような科目であっても少し建築の構造力学に首を突っ込んだような内容も扱われていました。

そのほかのやり方についても、教科書を使う教授もいれば、自分でつくった資料で行っていく教授、特に資料も何もなく板書で行っていく教授などもいて、本当に様々になっています。

また、最近は完全にオンラインにしている授業もあるので、とるときに授業の実施方法をシラバス等で確認しておきましょう。

授業のレベルの違い

基本的にはより専門性が高まっていくので、授業は難しくなる傾向にあります。

例えば力学を例にとると、高校まででは一般的には微積を使わないのですが、大学の力学では微積が非常に重要な要素になってきます。物理のための数学の講義の回が設けられていることも多いです。

ですが、高校の時でもより本質的に高いレベルで学んでいた方はそこまで難しくなったとは感じないかと思います。難しい大学では入試問題が大学の基礎の準備段階のような背景になっていることもあるのです。

とはいえ、最初のほうからつまづいてしまうと痛いので、予習はしっかりしておきましょう。個人的には理系科目はヨビノリを強くおすすめします。

成績評価の違い

ここについては結構知っている方も多いかと思いますが、大学と高校では成績評価の方法が異なります。

高校の時は5段階評価でテスト、提出物などによって評価されていることが多いと思います。

大学の成績評価は一般的に秀、優、良、可の四段階で、可に見たかなった人は単位が取れない不可になるという仕組みになっています。この基準はテストや課題など、授業によって大きく異なってくるので、必ずシラバスを確認しましょう。

ちなみに、これらの四段階のつけ方や位置づけも高校とは少し異なっています。

評点原評価
優上90 点以上
89~80 点
79~65 点
64~50 点
不可49 点以下
東京大学ホームページより 7-shinseisekihyouka.pdf (u-tokyo.ac.jp)

上の表は東京大学での成績評価の基準です。ここでは一番上の評価は秀ではなく、優上という名前になっています。

表からもわかる通り、成績は自分の原評価の割合によって決まることが多いです。この表では50%を下回ると単位はもらえないということになっていますが、大学によって60%のところもあり、様々になっています。

また、最終的な評価を四段階の上から順に1,2,3,4として、全科目での平均をとったGPAというものを出す大学が多いです。これはその人の総合評価のようなもので、大学院の入試や就職などでも一部関係してくる指標になっています。

時間割の違い

大学の時間割は選択科目なども多いため、同じ学科の人でも異なっていることはよくあります。授業の実施時間の関係もあり、この曜日は一つも授業がないという人もいれば、同じ曜日でも全部入っているという人もいます。

また、大学にもよりますが、テストは授業回数の16回目などのような決め方がされていることが多いです。つまり、月曜日のように祝日が多いとなかなか授業が終わらず、最後の週は月曜日しか授業がないということもよく起こります。

テストの予定なども人それぞれになってくるので、必ず自分で予定管理をする癖をつけておきましょう。

長期休みの違い

大学は多くが二学期制を採用しています。高校までとは違い、年を二つに分けているので夏休みなどの位置も少し異なってきます。

夏休みでいうと高校よりも遅く始まり、遅く終わるというイメージです。8月の頭くらいに始まり、9月はいっぱいまで夏休みということが多いと思います。

これも授業の実施方法によって異なっていて、テストを行わずにレポートで評価する授業は一回少ないというようなこともあるので若干人それぞれになっています。

9月いっぱいまで夏休みなため、そこで自動車学校に通ったり、バイトをたくさん入れたりといった過ごし方をする人も多いです。

まとめ

ということで今回は大学と高校の違いについて解説してきました。

大学は高校よりも自由度が大きい分、個人で予定などをしっかりと管理していく必要が出てきます。より充実した大学生活を送れるように少しずつイメージしていくとよいでしょう。

では、またの記事で会いましょう!

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