【建築学科】製図セットにプラスで揃えておきたい製図道具3選!

建築学科で製図セットを買ったけど他にも製図に必要な道具はある?

製図セットだけで困ることはない?

建築学科に入って必要なものを揃えていく中で、製図セットはほとんどの方が買うことになるでしょう。

しかし、製図セットは基本的な道具のセットであるので、より効率的に正確に製図をしていくのに欠かせないアイテムが付いていないことが多いのです。

この記事では、製図をやっていく上で揃えておくべき道具類を、私の経験も踏まえながら紹介してきます。ぜひ参考にしてみてください。

それではいきましょう!

製図セットだけで困ること

はじめに簡単に製図セットだけではどのような面で不足があるのかを紹介していきます。

具体的に紹介しますが、まだイメージがつかなければ読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

三角スケールの小回り

建築の製図では三角スケールという、さまざまな縮尺を簡単に図れる便利な道具を使います。

これは製図で引く線の長さを測ったり、縮尺を読み替えたりと、製図をする上ではなくてはならないアイテムです。

三角スケールは製図セットにもついているのですが、ほとんどの場合ついているのは30cmの長いものと5cmほどの短いもののみになります。

製図する中では30cmの三角スケールが必要になる長い線を引くこともありますが、個人的な感覚では、細かい部分などで10cmくらいの長さやそれよりも短い線を引く機会の方が多いです。

つまり、30cmの三角スケールしか持っていない場合は、10cmや5cmのような長さの線をたくさん引くときに、30cmものさしを使っているような状態になります。

小回りがきかず、スムーズに図面を引くことができなくなってしまいます。

シャーペンの種類

次に、シャーペンについてです。

製図セットを購入すると製図用のシャーペンがついてくると思ってしまいがちですが、実はシャーペンはついていない場合が多いです。

建築の製図をするときには、線の太さをはっきりと書き分けることが大切なので、2種類か3種類くらいのシャーペンを使い分けていきます。

また、製図は正確に図面を引くことが必要なので、先端の細くなっている製図用のシャーペンが必要になります。

具体的には0.5、0.3の2種類の製図用シャーペンは必須と言っても良いと思います。

このように製図には欠かせないようなアイテムが入っていない場合が多いので、シャーペンについては注意が必要です。

ちなみに、製図セットには芯ホルダーという鉛筆の芯くらい太い芯をセットするシャーペンのようなものが入っていると思います。

学校によってはシャーペンではなくこの芯ホルダーで製図をするように指定される場合もあるので、初回の授業などでの説明を聞いておきましょう。

テンプレートの種類

建築の製図では、扉の軌跡や柱のようなものを書く場面が多く、円、四角形などの図形を使って表現します。

このときに便利なのがテンプレートです。

テンプレートは写真のようにプラスチックの板から図形が切り抜かれていて、さまざまな大きさで綺麗な図形が描けるという道具です。

https://item.rakuten.co.jp/tryteclabel/003-010/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10000991

建築士の試験のような製図にスピードが求められる場面や、同じサイズの柱をたくさんかいていくときなど、活用される場面はとにかくたくさんあります。

テンプレートがないと、一回一回長さを測って書くことになるので、時間もかかり労力もかかり、と言った感じになってしまいます。

製図セットでは、一種類はテンプレートがついていることもあるかと思いますが、一枚のみだと書けない図形も出てきてしまいます。

正確にはやく製図をするためにも追加で買っておくべき道具といえます。

追加で買っておきたい製図道具

それではここからは製図セットに追加で買っておきたい製図道具を紹介していきます。

人によっては自分の製図道具にはついているという方もいるかもしれないので、セットの内容を確認してから購入するようにしてください。

また、購入先は最後にも一覧でまとめているので、そちらも活用してみてください。

三角スケール(15cm)

まずは三角スケールです。

先ほども触れたように三角スケールは15cm程度の短いものを持っておくと非常に便利です。

三角スケールはシンプルなデザインのものや一般的なものなどさまざまなものがあるので、自分の好みに合うものを探してみるのも良いでしょう。

購入の際の注意点としては、建築製図用のものかどうかを確認するということです。

建築用でないと、建築の製図の際に必要な縮尺に対応していない場合があるので確認しておきましょう。

個人的にはこだわりのあるスタイリッシュな黒がおすすめです。

【よくあるデザインの三角スケール】

created by Rinker
¥809 (2024/12/23 07:12:03時点 楽天市場調べ-詳細)

【シンプルでスタイリッシュなデザインのもの】

図形のテンプレート

テンプレートは四角形、円、三角形あたりは揃えておくとよいでしょう。

選ぶときにはなるべくかけるサイズの種類が多いものが良いでしょう。

建築の製図ではミリ単位で各図形の大きさも変わってくるので、1ミリごとのサイズに対応しているものが必要になります。

実際に製図の課題などをやっていく中でこんな図形のテンプレートがあると便利かな、ということを感じるようにもなってくると思うので、必要に応じて買い足していくのでも良いと思います。

シャーペン

シャーペンは0.5mmと0.3mmの2種類は買っておくべきでしょう。

断面を表現する極太線のようなものを引くときには0.5では細いと感じることも多いので、加えて0.7mmも持っておくと役に立ちます。

製図用のシャーペンとしておすすめできるものを大雑把にいうと、先端が細くなっているもので、芯が勝手に回転するような機能がついていないものです。

具体的なおすすめはステッドラーです。

ステッドラーは製図用製品をたくさん作っており、製図セットに入っているものもほとんどステッドラーという場合も多いと思います。

安いものから高いものまでありますが、安いものでも十分使いやすいです。

私が使っているのも下の商品でステッドラーのシャーペンの中では安いものになります。

まとめ

ということで、今回は製図セットにプラスで揃えておきたい製図道具を紹介してきました。

建築学科ではさまざまな図面をかいていくことになるので、これらの道具を活用して効率的で正確な図面を引けるようになっていきましょう。

また、このブログでは他にも建築学科で役に立つ情報を発信しているのでよければ参考に読んでいってください。では、またの記事で会いましょう!

製図セットにプラスで揃えておきたい道具類一覧

三角スケール

よくあるデザインのもの

created by Rinker
¥809 (2024/12/23 07:12:03時点 楽天市場調べ-詳細)

シンプルでスタイリッシュなもの

テンプレート

シャープペンシル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です